【介護老人保健施設・初任者研修】新卒で入った介護の世界。これが俗に言うやりがい搾取?うわっ…私の給料安すぎ…!?体を壊しかけて慌てて逃亡した話

【介護老人保健施設・初任者研修】新卒で入った介護の世界。これが俗に言うやりがい搾取?うわっ…私の給料安すぎ…!?体を壊しかけて慌てて逃亡した話

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
23歳

【当時の職業】
介護老人保健施設、介護士(初任者研修)

【当時の住まい】
実家の一軒家で親と同居

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、同じ業種の別の職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
就職氷河期で、就職活動が全く上手く行かず、全敗。
しかし親は高齢なので何処かに就職しなくてはいけなかったので、募集していた中で簡単に合格しそうなところを適当に受けた

【環境と仕事内容】
入所施設の介護スタッフ。
日勤2人、早出1人、遅出1人、夜勤1人。
利用者は50人くらい。
自分は正社員で日勤リーダーが殆どの仕事。
休日は月7日。
給与は基本給14万で、これでも大卒だから良い方。
高卒は12万だと聞いた。
ご利用者さまは認知症の方で動く方がほとんど。
寝たきりの人はあまりいなかった。
日勤+夜勤ばかりだった。
日勤→夜勤→夜勤明け→休→夜勤といった感じ。
残業代はもちろん出ない。

【大変だった時期】
新卒で就職。
最初からずっと大変でした




【大変だったこと】
人間関係は良かったが、残業代・ボーナスは出なかった。
私はもともと無いと聞いていたが、先輩はボーナス有りと聞いていたが就職したら出ないと手のひらを返されたと聞いている。
介護スタッフはどれだけ働いても月25?27くらい。
しかし何故か、事務員(医療法人の身内)は月40万くらいもらってた。
彼は夜勤すらしていない。
とにかく身内びいきが酷くやりがい搾取を地で行くところ。
休みも会議だとかなんとか言われて月に3?4日あるかどうかって言ったところ。
タイムカードは必ず定時に押すように言われていた。
押してから現場に戻るという仕組み。
夏祭りの準備で21-22時頃まで残った際、逆らって定時後にタイムカードを押したら後日2重線で消されて書き直しされていた。

【大変だった期間】
少なくとも自分が辞めるまでの8ヶ月間は続いていた。
2年前に求人サイトを見た際には、祝日は一週間くらい増えていた。




【当時の心境】
途中から何も考えてなかった。
日々を生きるという作業をこなしているような感じ。
辞める直前には円形脱毛症になった。
現場の介護士を続けるのは無理だと思い、資格を取ってソーシャルワーカーに転向しようと決意し、専門学校を受験していた。

【職場が大変だった原因】
会社の体制が問題だったと思う。
やりがい搾取が当たり前、下々は働かせて上の人達は楽をするというのが当たり前のような環境だった。




【仕事で良かったこと】
思い出せない。
利用者さんとは楽しく過ごしたしお話も出来ていたが、これといった達成感はまったくなかった。
しいて上げるのであれば、退所する利用者さんに「あなたは賢いし優しいからもっといい仕事ができるわ、私が保証する」と言ってもらえたこと。




【特にひどかった最悪の出来事】
資格を取るために学校通います、辞めますと言ったとき事務員に呼び出され、正社員で学校に通うのは無理だがパートでなら雇えるとか、こんな数ヶ月で辞めるなんてどこに行ってもやっていけない、みんなが頑張ってるのに自分の希望だけで辞めるのか、と散々圧力をかけられたこと。
挙句の果てに、同じ資格を目指している先輩がいることを持ち出され、その先輩が合格するまで後輩であるお前は待つことが礼儀だ、失礼じゃないかと言われた。
呆れてものが言えず、いやそんなことは知りません、と言ったら何故か上から目線で呆れられ、開放された。
夜勤明け後の話で2時間ほど話をしていた。
もちろん残業代は出ず、ぐったりしながら帰ったことをよく覚えている。




【相談した人・助けてくれた人】
散々Twitterに愚痴を溢していた。
高校の時の友人に話すこともあった。
みんながみんなその会社はやばい、と言ってきたので正気を保っていたところがある。
このときに相談した高校の時の友人がアルバイトの口を利いてくれたので、退職後学校に通いながらアルバイトをすることができた。

【改善のための行動】
とにかく声を上げ続けた。
おかしいことはおかしいと言い続けることは大切だと今でも思う。
会社の人とだけでなく、外にも交流を広げる努力をして視野を広くすることに努めた。
そのおかげで本格的に体を壊す前に転職することができたし、資格を取ることもできたと思っている。




【現在の状況と心境の変化】
あれから今で8年位。
転職を経て今はまだマシな人生を送っている。
給料も業界の中ではトップクラスだし、ボーナスも出るので、まだ楽しく余裕を持って仕事をしていると思う。
今も今で人員が足らないのでしんどいのは変わらないが。
ただあの頃より利用者さんを見て仕事をする余裕が出てきたので、接遇とか話し方のクオリティは上がっていると思う。

【学んだこと】
声を上げ続け、おかしいことはおかしいと言い続けることが大切だと知った。
また、会社や介護の世界のコミュニティだけじゃなく、違う仕事の知り合いやコミュニティを作り、客観的に見れる体制を作っておくこと。



【当時の自分へのアドバイス】
「とにもかくにもさっさとやめろ!」の一言に尽きる。
しんどいことは悩まず断るべきだし、帰りたいときには言い訳してもさっさと帰るべき。
どれだけ残っても利益など全く無い。
また、もうちょっと早く労基に行ってくれ。
タイムカードを訂正されていたところは写真取っとくべきである。
とにかく証拠は集めるべきだし、戦うための準備をしておけ。