無資格未経験で看護助手として介護の仕事に飛び込んだ私。揉まれまくって、私は強くて優しくなった。

無資格未経験で看護助手として介護の仕事に飛び込んだ私。揉まれまくって、私は強くて優しくなった。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
27歳

【当時の職業】
看護助手 無資格でした

【当時の住まい】
今も住んでいますが、団地のエレベーターなし5階に息子と二人暮らしのシングルマザーです。
今も金銭的には余裕はありませんが、それでも外で辛かった分息子の笑顔に癒やされていました。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、同じ業種の別の職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
中規模病院の受付事務をしていましたが、将来の不安が漠然とあったことと患者様が目の前でおつらそうにされているのに触れることすらできないことにもやもやしていました。
そこで、看護助手なら高卒無資格からでも始められてゆくゆくは介護福祉士の資格を取得できれば将来的にも安泰だ、というようにしたいことと求めていることが一致した結果、看護助手として就職しました。

【環境と仕事内容】
外来の他に一般病棟と療養病棟のある病院でした。
看護助手は5人ほど、病床数は40。
特にリーダーを決めず、その日その日での交代制のリーダー業務でした。
私はリーダー業務は未経験です。
日勤帯(8時半?17時15分)の日祝休みで夜勤なしの常勤と、珍しい程に高待遇で雇用してくださったと感謝しています。
 給与は17.8万から社保と年金を引いた手取り15万前後だったかと思います。

【大変だった時期】
最初の3ヶ月がとてつもなくつらかったです。
右も左も分からないのに、人手不足により常に先輩方がピリピリしているような職場でした。
教えてもらう、というよりも見て覚えなさいという感じでした。




【大変だったこと】
全員が悪いのではないが、とにかく癖の強い職員が多数在籍されていました。
業務的な指導は納得できますが、顔が腹立つからとか嫌いと面と向かって言われることは社会に出てなかなかない経験ではないかと思います。
後は、やはり人手不足により常にバタバタしてしまい患者様に寄り添う時間が限られてしまい、寂しそうにされているのでお話を聞いているとそんなことをしている暇があるなら動けと叱責されることもよくありました。
あと、看護師との関係がしんどいと思うこともありました。
自分自身のどの発言、行動でそうなったのかは分かりませんが突然無視され仕事のことで声を掛けても答えてもらえず仕事に支障をきたしたことも大変だったと言えます。

【大変だった期間】
最初の3ヶ月が一番辛かったです。
一般病棟から療養病棟に異動できたので助手の先輩からのいじめはなくなりましたが、異動した後は看護師との関係で少し悩みました。




【当時の心境】
何故仕事に来ているのに、情報共有しないとやっていけない仕事なのに感情的になって業務に支障をきたすことを理解できないのかと理解に苦しみましたし理解できませんでした。
私は、この経験から人の好き嫌いを仕事に持ち出すべきでないことを強く肝に銘じ、職員にはいい意味で淡々と関わろうと思いました。

【職場が大変だった原因】
まず、業務関係なく顔が腹立つとか無視するとか、そういったことをされる謂れはありませんと上の立場の看護師長に相談した際あなたが後輩なのだから我慢すべき、私は見ていないから気のせいじゃないですかと嗜めることも事実確認することもなく、力のない方の我慢で済ませようとする病院の体質のせいでしょうか。




【仕事で良かったこと】
一時はもうダメかと思う程弱られた患者様が奇跡的に回復され、退院される日にありがとうと抱きしめて下さった時は安堵ややり甲斐を感じ、頑張ってきてよかったなあと報われた気がしました。
患者様が、私の退勤の時間に気を付けて帰りよと毎日声を掛けて下さったことも心に残っています。




【特にひどかった最悪の出来事】
無視をしてくる看護師とまだコミュニケーションが取れていた頃ですが、少しクレーマー気質な患者家族様がいらっしゃいました。
その患者様の入浴介助の際、この人の家庭は生活保護。
生活保護のくせに偉そうに言ってくるからムカつく。
と私に言ってきたのです。
患者様が、家族様が生活保護世帯であろうがなかろうが私は平等にその方にとって一番いいケアをすると日々思いながら介護業務をしていたので、資格を取り専門知識も豊富な看護師からその発言が出たことにとても驚きました。
咄嗟に反応ができず、喧嘩するのもどうかと思い出た言葉が、そうなんですね。
でした。
自分がとても情けなく感じました。
それ以上はその話を広げませんでした。
後に無視をされるようにはなりましたが、もうそんな発言は聞きたくないなと思った出来事でした。




【相談した人・助けてくれた人】
同じ職場で出会った理学療法士さんに色々相談しました。
入って間もない頃、仕事に慣れることができず毎日張り詰めている私に自分は7年目だけど毎日慣れません、大丈夫ですよ。
と声を掛けてくれたことがとても救われました。
他職種ですが見守ってくれていたと思います。

【改善のための行動】
業務範囲内であれば指導は受けますが、人格や容姿を否定される謂れはありませんと看護師長に直訴しました。
しんどかったねとは言ってくださいましたが、次の日から私が異動させられるという結果に。
経験が浅く、配置的に仕方ないとは思うがここに味方は居ないと悟りました。




【現在の状況と心境の変化】
その後、療養病棟に異動し一通りの介護業務を教えてもらい充実した生活をしていましたが、人手不足により腱鞘炎を発症しブロック注射も効果がなく手術適応になりました。
手術後、業務に制限がかかると看護部長にお話するも常勤が業務制限するなんて!と言われ、退職を決めました。
今は転職し、色々な施設を経験してとても充実しています。

【学んだこと】
間違っていないとはっきり思うならば堂々としているべき。
必要以上に仲間を作ろうとしなくてもいいが、ぶれないこと。



【当時の自分へのアドバイス】
とにかく勉強をするべきであり、間違えていないのであれば堂々としているべき。
必要以上に気にするから向こうの方が上の立場のように感じてしまっていたように思う。
そもそも、感情的に人に配慮のない言葉、態度をぶつける事ができる相手のことで悩む時間や擦り減った気持ちがもったいない。
もっとその分を患者様のために心を使ってほしい。