【介護職】たくさん雑用こなしても、ちょっとした不注意で患者さんの生活や命が危険にさらされる。

【介護職】たくさん雑用こなしても、ちょっとした不注意で患者さんの生活や命が危険にさらされる。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
20代

【当時の職業】
資格無し

【当時の住まい】
職場近くの借家を借りて兄弟で住んでいた。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
病院関係の仕事につきたいと思っていました。
引っ越ししたところが、老人病院の多い地域だったためすぐ近所に短時間で高時給の職場として募集があったため。

【環境と仕事内容】
患者さんの介助で、起床食事の準備食事の介助、服薬歯磨き、後片付けなどです。
週5日の短時間の朝晩の両方またはどちらかです。
ほんとに1番忙しい時間でしたが、手薄な時間帯の朝は夜勤明けの看護師1人、介護士2人、私たちパート2人で、眠っている患者さんたちを起こして、食事が出来るように準備し、食事をお手伝いし、1日の活動を始められるように支度をしました。
時給1680円位で、休日に出勤すると1回300円だったと思います。

【大変だった時期】
最初は同じ職種の方が親切に教えてくれていたが、慣れるとすぐに大変だった




【大変だったこと】
入れ歯を洗ってあげることがあったのですが、それを割ってしまったことがありました。
入れ歯が真っ二つに割れて、大変怒られました。
 せっかくその方にぴったり合った入れ歯なので、簡単に代わりを用意できるものではないので、本当に申し訳ないと思いました。
自分ではどうしようもできないことだったので、もう祈るしかないと思いました。
老人病院なので、薬や治療は対応できるのですが、、歯に関しては看護婦さんも医者もどうすることもできないところでした。
だいぶ叱られて、惨めな気持ちで家に帰りまして、家族にもこんなことがあったとどうにもできない辛い気持ちを話しました。
次に出勤するのが嫌な気持ちでした。
でも出勤してみると、まさかなんですけど、ちょうどその日、定期検診だったのか、歯医者さんが往診してくださっていて、私が終わってしまった入れ歯を簡単に接着剤みたいなのでくっつけて、ご年配の患者さんも、ちゃんとお食事をされて、本当に良かったんです。
私にとっては奇跡のようだ出来事でした。
入れ歯は貴重品だと思いました。
ちょっと失敗すると、本気で叱られるので、反省することが多々あったけど、老人病院がいい加減なところではなくて、努力が必要なところだというのがよくわかりました。

【大変だった期間】
仕事量はずっと変わりませんでしたが、少し仕事を覚えてどうしたらみんなの役にたつかなぁって5年位が大変だったかな。




【当時の心境】
仕事で間違いないようにと自分に緊張感がありました。
トイレに行く時間もないほど忙しかったけど、役に立てたらいいなと思ってましたし、ミスを減らす入れるにはどうしたらいいかなぁ、早く作業を終えるにはどうしたらいいかなぁと考えてました。
気持ちよく患者さんが生活してもらうには、もっともっと作業が必要だから、いつも十分にできたとは思えなかったです。
やはり患者さんが、可愛いんです。
なになにさん元気かなぁって休みの時も考えたりして、やはり人間関係なんですね、患者さんとの関係も職員さんとの関係も。

【職場が大変だった原因】
自分のやり方を改善することやへ指導されることを叱られていると感じたりして、いらっとしないで、喜んで受け止める態度が足りなかったと思います




【仕事で良かったこと】
時間内に、ある程度めどが立って、引き継げると仕事を終えられたと言う達成感があります。
また患者さんが慕ってくれたり、いろいろ昔話などを話しされる時なども自分の気持ちを話される時も嬉しいですね。
尊敬できるようなお人柄の患者さんもいらっしゃるので、そういう方たちに喜んでいただいてる安心していただいていると思えると嬉しいです。




【特にひどかった最悪の出来事】
ほんとに命に関わるような最悪なことをしてしまったんですが、患者さんのお薬を他の患者さんのお薬と間違えて飲ませてしまったことです。
すぐにお医者さんにも連絡していただいて、患者さんがしばらく集中ケアを受けざるをえなくなって、すでに他のご病気もお持ちなのに、さらに苦し思いにさせてしまい、心臓にも負担をかけてしまったんです。
治療に関しては全くわからないので、お医者さんも解毒になるような何か対応してくださったんだと思います。
自分の部署全体に迷惑をかけてしまうだけでなく、ご家族や病院全体にも迷惑をかけてしまったと言う点に、自分の不注意が命に関わると言うことをまざまざと思い知らされました。
自分がしたことを、自分で正せないことがたくさんありすぎると思い知りました。
お医者さんや他の方々のおかげで、患者さんは少しずつ集中ケアから良くなり、ご自分のお部屋に戻ることができて、お元気になってくださったことに感謝です。
そして自分には何もできなかったことが忘れられません。




【相談した人・助けてくれた人】
家族には時々職場で起こっていること話しましたが、職場の上司などには相談できず、コミニケーションも取れてなかったと思います。
それでも私の失敗に1番良い方法でカバーしてくださっていたと思います。
実際、自分はうまくできてなくても、職場の方たちが改善してくださっていたことが多々というか、すべて解決してもらっていたんだと思います。
今になって、感謝でいっぱいです。

【改善のための行動】
優先順位をシンプルに守ることです。
どれだけ忙しくても、優先順位を守らなければ、結局何も成し遂げられないんだなぁと思います。
雑用とは言え、人の命を守ることを第一に考えないと何もかもうまくいかないんだなぁと思います。
責任の重い仕事を病院や介護施設は担っていると思います。
他の仕事でも、命につながることがきちんと守られるように、大局的に、全体を考えられるようにしたいと思います。




【現在の状況と心境の変化】
今は全く介護や病院とは関係のない仕事をしています。
体調を崩してしまったので、今は体が楽で元気になれるような、責任のない仕事をしています。
時々介護の仕事もいいなぁと懐かしく思うこともありますが、今はそれだけの体力がないなぁと、やはり人の命が関係してるので、ある程度の体力がないと、その責任は果たせないと思います。
今はちょっと自分の家族の介護の事や、自分の命の責任を果たしたいと思っています。

【学んだこと】
仕事でできることが増えると満足感がありましたが、もっと大切なことに目を向けることが必要だと思いました。
一緒に働いている人たちに感謝の気持ちを持つ事は大切だとしみじみ思います。



【当時の自分へのアドバイス】
批判されたり注意されることを、とても恐れていましたが、もっと謙遜になって本当に全体にとって良くなることってどういうことなのか、よく学びとるようにできると良いねと言ってあげたい。
人に注意されることをありがたいと思いなさいと、もっと自分から教えてくださいと言う態度をとるようにと、こんこんと説明したいです。
仕事に関係するような良い本って何かありますかって上司に聞いてみればよかったんじゃないかなぁと今だから思います。